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ふたに
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2.歴史をいじらないで
う誰も見たくもないあの頃の理想像ゴミ箱の
ふたに
張り付いてるビラチャンネルが一つ増えたイカサマの匂いがする今のうち見ておこうか誰がいつなにするかぼんやりと美化されたあの頃のイメージ目を凝らそういなかったことにされ
2
8.心の中の猫
さびしむし楽しむし腹に乗る膝に乗る風呂の
ふたに
寝そべる心の中猫が居る寒い足指先にさわった気がするような光の中できみの鳴き声聞かせてほしいいつになっても灰になってもきっとわかるからまだ枯れそうもない恋しさに返事し
3
10.ピンク帽子の'ドレミファソ'
ではしゃぼんだまのようにきえるからふたつ
ふたに
鍵をかけておもちゃの箱に大事にしまおうみっつみえない誰にもね心のおくにしまったからよっつよるに夢の中でオモチャの箱から飛び出すからいつついつもどんなときもむっつむか
4
2.PIZZA
メ真面目寝る時思い出すから激辛チリソース
ふたに
ついてるからつけてね後半戦口から火を吹くボンバイエ明日はお尻がボンバイエ加減は自己責任人生はリフレインときどきレイジーピザでギラギラ口を磨きな起きたら明日がビガッビ
5
13.とどけ!イン・にゃあ・はーと
ソをついてる味でしたきみとふたりすごすあ
ふたに
ゅーん見つめすぎちゃってゲシュげしゅ☆たるとたたん抜け駆け上等こぎつねコ(こら〜)みんながいちばんぱあとにゃあ(にゃあ…)遅刻しちゃってごめんねコ(わん!)ねぇ(つ
6
14.ピンク帽子の'ドレミファソ'
ではしゃぼんだまのようにきえるからふたつ
ふたに
鍵をかけておもちゃの箱に大事にしまおうみっつみえない誰にもね心のおくにしまったからよっつよるに夢の中でオモチャの箱から飛び出すからいつついつもどんなときもむっつむか
7
5.影ぼうし
すみで今日きょうもおまえと(二に人にん)
ふたに
連づれ泣ないているのか影かげぼうし日向ひなたを歩あるいている時ときにゃ人ひとの情なさけに気付きづかない暗くらい路地ろじ裏うら吹ふく風かぜに肩かたを叩たたかれ愛あいを
8
6.うまい！お弁当
唐揚げごきげん王子様白メシ梅干かなしばり
ふたに
つかまってんのは塩昆布(ぶー)給料日近づくたびに減っていくのはおかずの量お肉もねぇ魚もねぇいや変わらないよ詰まった愛情うまいお弁当うまいお弁当父ちゃん母ちゃんありが
9
8.サバト
い赤い道一人あの音を辿って世界はコルクを
ふたに
もう閉じ込めましょう宴の微熱盗んで週末を称える包め包めこの体包む包む光潰し闇へ…繋いだいばらで傷つけたすべては静かに朽ちてゆく唱えるさだめさえ絡まって何度も巡った赤
