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リッキー・リー・ジョーンズ(Rickie Lee Jones、1954年11月8日 - )はアメリカのシンガーソングライター。
略歴
シカゴで生まれるが、家庭の問題で全米各地を転々とする生活を送っていた。本人によれば14歳の頃に初めて家出をし、次の家出でセックスを覚えたという。19歳の頃にロサンゼルスで暮らし始め、ウェイトレスとして働いた後クラブで歌うようになった。1977年にトム・ウェイツと知り合って同棲を始め、ジョーンズはウェイツのアルバム『ブルー・ヴァレンタイン』(1978年)のジャケットにも写っている。その後、彼女の作った「Easy Money」がローウェル・ジョージ(元リトル・フィート)のソロ・アルバム『特別料理』(1979年)で取り上げられることになり、デビューのきっかけをつかむ。
1979年2月、アルバム『浪漫』でデビュー。全米3位の大ヒットとなる。同アルバムからシングルカットされた「恋するチャック」も全米4位のヒットとなった。同アルバムではマイケル・マクドナルド、ドクター・ジョン、ウィリー・ウィークス、スティーヴ・ガッド、ジェフ・ポーカロ、アンディ・ニューマークらがバックを務め、フォーク、ジャズ、ブルースなどの影響が濃い音楽性と独特の気だるいボーカルは高い評価を獲得、グラミー賞の最優秀新人賞を受賞した。続く1981年のアルバム『パイレーツ』は全米5位のヒットとなった。
1980年代後半には数年にわたりレコーディング活動を中断していたが、1989年にはウォルター・ベッカーがプロデュースしたアルバム『フライング・カウボーイズ』で復帰を果たした。また、ドクター・ジョンのアルバム『イン・ア・センチメンタル・ムード』(1989年)収録の「メイキン・フーピー!」にゲスト参加し、この曲でグラミー賞最優秀ジャズ・ボーカル・パフォーマンス賞(デュオまたはグループ部門)を受賞した。続くアルバム『ポップ・ポップ』(1991年)にはチャーリー・ヘイデンやジョー・ヘンダーソン等のジャズ・ミュージシャンが参加した。 ディスコグラフィー
浪漫 - Rickie Lee Jones (1979) パイレーツ - Pirates (1981) マイ・ファニー・ヴァレンタイン - Girl At Her Volcano (1983) マガジン - The Magazine (1984) フライング・カウボーイズ - Flying Cowboys (1989) ポップ・ポップ - Pop Pop (1991) トラフィック・フロム・パラダイス - Traffic From Paradise (1993) ネイキッド・ソングス - Naked Songs (1995) ゴースティヘッド - Ghostyhead (1997) イッツ・ライク・ディス - It's Like This (2000) ライヴ・アット・レッド・ロックス - Live at Red Rocks (2001) イヴニング・オブ・マイ・ベスト・デイ - The Evening of My Best Day (2003) Duchess of Coolsville (2005) (ベスト盤) サーモン・オン・エクスポジション・ブルバード - The Sermon on Exposition Boulevard (2007) バーム・イン・ギリヤド - Balm in Gilead (2009) ザ・デヴィル・ユー・ノウ - The Devil You Know (2012) The Other Side of Desire (2015)
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