- アルバムリスト
- 歌手の紹介
エレクトリック・ライト・オーケストラ (Electric Light Orchestra) は、イングランド出身のロック・バンド。通称「ELO」。
前身のロックバンド「ザ・ムーブ」から発展。1970年代の米国で最も多くの(ビルボード40位以内の)ヒット曲を放ち、1980年代まで世界的な人気を博した。1990年代以降は創設メンバー ジェフ・リンやベヴ・ベヴァンらが、冠名義で活動している。2017年『ロックの殿堂』入り。
当項目では、後継プロジェクト「ELO Part II」「The Orchestra」「Jeff Lynne's ELO」も併せて説明する。
スタイル
レコードデビュー後しばらくの間、ロックバンドにストリングス楽器担当(チェロ2名、バイオリン1名)がメンバーとして在籍するユニークな編成で、クラシックの弦楽三重奏の要素を取り入れた独特のサウンドが特徴だった。
1974年発表の『Eldorado』でストリングス・アレンジにルイス・クラークを迎えて以降、レコーディングではロックバンドとフル編成のオーケストラ・サウンドを融合させた楽曲アレンジを構成するように変化し、バンド内のストリングスメンバーのサウンド面への貢献は減少した。
その後、1970年代後半から1980年代にかけて、従来のオーケストラ・サウンドに加えてシンセサイザーを多用した楽曲アレンジをするようになり、よりポップな方向へサウンドを変化させていった。1979年発表の『ディスカバリー』を機に、ストリングス・メンバーを解雇(ライブのための「サポートメンバー」に降格)し、ギター、ベース、ドラム、キーボードの4人編成となった。
現ラインナップ
Jeff Lynne's ELO
ジェフ・リン Jeff Lynne - ボーカル/ギター/マルチプレイ (1970-1986, 2000-2001, 2014- ) リチャード・タンディー Richard Tandy - キーボード/マルチプレイ (1971-1986, 2000-2001, 2014- )
The Orchestra
エリック・トロイヤー Eric Troyer - ギター/キーボード/ボーカル (2000- ) ELO Part II ミク・カミンスキー Mik Kaminski - ヴァイオリン (2000- ) ELO/ELO Part II ゴードン・タウンゼンド Gordon Townsend - ドラムス (2000- ) パルテノン・ハクスリー Parthenon Huxley - ベース/ボーカル (2000-2007, 2011- ) ELO Part II グレン・バーティック Glen Burtnik - ボーカル/ベース (2009- ) ルイス・クラーク Louis Clark - キーボード (2000- ) ELO/ELO Part II
旧メンバー
ロイ・ウッド Roy Wood - ボーカル/マルチプレイ (1970-1972) リック・プライス Rick Price - ベース (1970) ベヴ・ベヴァン Bev Bevan - ドラムス (1970-1986) ELO Part II ビル・ハント Bill Hunt - ホルン (1971-1972) スティーブ・ウーラム Steve Woolam - ヴァイオリン (1971) RIP.1971 アンディー・クレイグ Andy Craig - チェロ (1971-1972) ヒュー・マクダウェル Hugh McDowell - チェロ (1972, 1973-1979) マイク・エドワーズ Mike Edwards - チェロ (1972-1975) RIP.2010 ウィルフレッド・ギブソン Wilfred Gibson - ヴァイオリン (1972-1973) RIP.2014 マイク・デ・アルバカーキ Mike de Albuquerque - ベース (1972-1974) コリン・ウォーカー Colin Walker - チェロ (1972-1973) ミク・カミンスキー Mik Kaminski - ヴァイオリン (1973-1979, 1981-1986) ELO Part II/The Orchestra ケリー・グラウカット Kelly Groucutt - ベース (1974-1983) RIP.2009 ELO Part II/The Orchestra, RIP.2009 ルイス・クラーク Louis Clark - キーボード (1974-1986) ELO Part II/The Orchestra メルヴィン・ゲイル Melvyn Gale - チェロ/ピアノ (1975-1979) デイヴ・モーガン Dave Morgan - ギター (1981-1986) マーティン・スミス Martin Smith - ベース (1986)
ELO Part II
ベヴ・ベヴァンBev Bevan - ドラムス (1989-2000) ELO ルイス・クラーク Louis Clark - キーボード (1989-2000) ELO/The Orchestra エリック・トロイヤー Eric Troyer - ギター/ボーカル (1989-2000) The Orchestra ピーター・ヘイコック Pete Haycock - ギター/ベース (1989-93) RIP.2013 ニール・ロックウッド Neil Lockwood - ギター (1989-93) ミク・カミンスキー Mik Kaminski – violin (1990-2000) ELO/The Orchestra ケリー・グラウカット Kelly Groucutt - ベース (1991-2000) ELO/The Orchestra, RIP.2009 ヒュー・マクダウェル Hugh McDowell - チェロ (1991-92) ELO フィル・ベイツ Phil Bates - ギター (1993-99) パルテノン・ハクスリー Parthenon Huxley - ギター/ボーカル (1998-2000) The Orchestra
The Orchestra
ケリー・グラウカット Kelly Groucutt - ベース (2000-2009) ELO/ELO Part II, RIP.2009 フィル・ベイツ Phil Bates - ギター (2007-2011) ELO Part II
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