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霜月はるか( シモツキン )



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霜月はるか( シモツキン )

彩りの頃

作詞:磯谷佳江
作曲:rino

実りの穂が揺れる 黄金色の午後
高く澄んだ秋空を ひつじ雲が流れてゆく

何気なく過ぎる穏やかな時間 それは
不思議なほどいとしい 私の宝物で

鈴虫の音(ね) 聴いたあの日も
渡り鳥を見た日も…ほら

いつもいつも あなたがそばにいて
微笑みを分かち合えたから
世界はこんなにも 彩りに満ちている

たおやかな 景色の中でふたり
優しい熱に そっと包まれながら
ここにある絆を 永遠の風にあずけよう

茜色に浮かぶ あなたの横顔
長く長く伸びてゆく ふたつの影 ふいに重なる

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何もかもいつか落ち葉に埋もれて だけど
深まりゆく想い たしかに感じられる

霧の雨に濡れたあの日も
月を愛でたあの日も また

全部全部 あなたがくれたもの
ひとつとして同じものはない
想い出という名の 彩りがあふれ出す

紅く紅く染まった椛のよう
心までもがやがて 色づいていた
伝えたいすべては 永遠の風に吹かれてる

いつかいつか あなたを好きになり
ひとりじゃないと気づいたのも
たぶんこんなふうな 彩りの頃でした

たおやかな 景色の中でふたり
優しい熱に そっと包まれながら
ここにある絆を 永遠の風にあずけたの