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Rurutia



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Rurutia

知惠の實

少年はまだ幼すぎて
知惠の實をうまく飲み迂めない

季節たちは 彼を追い越して
取り殘されてうずくまった

いたずらな視線が削る背中
銳く細くなるばかり

僕の體は鈍く光ナイフ
それでも 誰か 抱いておくれ

噎せかえるほどの金木犀
少年は少女に出遭った

「可哀想に」と抱きしめられ
「やっと見つけた」と彼は泣いた

想いを全部口にしたいのに
喘ぐばかりで聲にならない
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com

僕の喉の奧深く 搖れるリンゴ
この想いごと 剔っておくれ

僕の體は鈍く光ナイフ
それでも 誰か 抱いておくれ

想いを全部口にしたいのに
喘ぐばかりで聲にならない

僕の喉の奧深く 搖れるリンゴ
腐りきれずに 困ったリンゴ

僕の體は鈍く光ナイフ
血まみれのままで 抱いておくれ

僕の喉の奧深く 搖れるリンゴ
生まれかわる日まで 搖れるリンゴ