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For Tracy Hyde
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水と眠る
作詞:管梓 作曲:管梓
夢を見ていた。君によく似た誰かが笑う。他愛もない愛。 目覚めたときは水のただなか。透明な人が残した海だ。
静かすぎてため息さえもかき消された、白夜のあと。
いつかの君が求めたこの手が冷え切るまでどれくらいだろうな。 なくしたあとも、思い描いていた目映い未来に焦がれたままでいても、 浮かべそうにもない水と眠るだけだ。
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com 花を閉ざした琥珀が揺れたその耳元の白さを想う。 幼いままで振りかざしていた僕の心の黒さを想う。
気づかぬ間に傷つけた日を巻き戻して悔やんでみたり、 叶いそうもない仮定の話を綴り出した、映画のあと。
いつかの君がほどいた言葉を捨て切れるまでどれくらいだろうな。 なくしたあとで、煩い続けたしなやかな体温を懐かしんでもきっと、 浮かべそうにもない水と眠るだけだ。
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